「町を元気にしたい」という思いを持ったメンバーが集まり、
ひめじ良さ恋まつりは 2000年に誕生しました。姫路コンベンションサポート設立メンバーの出会いの多くが、この「ひめじ良さ恋まつり」であり、私たちの「原点」と言っても過言ではないでしょう。
元来、よさこい祭りは高知が発祥です。 それが約50年間で、札幌のYOSAKOIソーランが開催されたことから一斉に全国へ飛び火しました。
ひめじ良さ恋まつりは毎年さまざまなドラマがあります。
そんなドラマを乗り越えて、ステージで演舞する踊り子のみなさんの晴れ舞台をサポートしたい。そんな思いを持ってまつり運営に取り組んでいます。
「まちづくり、人づくり、心づくり」がテーマの姫路コンベンションサポート。
毎年その思いを具現化したいと思います。
チーム募集は終了しました。
| ■第1回目の開催から振り返って(第5回ひめじ良さ恋まつり情報誌より) ひめじ良さ恋まつりは今から5年前の2000年に始まった。「町を元気にしたい」という思いを持った者たちが集まり、たった2ヶ月の準備期間を経て、全く手探り状態で開催された。よくできたなぁ・・・というのが正 直な感想だった。そして、そのときは誰ひとりとして5年後の状態とそれを取り巻く環境など予想もしないし、できなかった。5年が経ち、これだけ踊り子の気持ちもパワーも大きくなればなるほど、実行委員会のパワーも必要になるわけで、これが仕事の片手間にやる域をとうに超えてしまったというのが、まずもっての大きな誤算であった。 第5回ひめじ良さ恋まつりが終わったあとの11月7日、ひめじ良さ恋まつり実行委員会と踊り子、一般の方々も参加しての第6回に向けての検討会を行った。 「自分たちそれぞれができることは何かを、もう一度考えなおそう」という声があがった。踊っているのではない、踊らせていただいているという気持ちを持つ ことが大切なのだ。 踊り子会なるものも発足した。そして、実行委員会でできないことを補い、よりよいひめじ良さ恋まつりを作り出そうという結団式のようになった。ひめじ良さ恋まつりを支えるのは1500人を超える踊り子のみなさんと、南中ソーランに参加してくれる500人の子どもたちだけではない。100名を超え るボランティア、ボーイスカウト、そして長時間お付き合いいただく審査員、毎年無理をお願いする協賛企業のみなさんがいらっしゃる。私たちの見えないとこ ろでご尽力いただいている方々、その数は限りがない。目の前にいる人たちだけではない、陰で支えて下さる人がどれほどいることか。5年間で培ってきた応援団の多さと力強さを心の支えとして、10年目を迎える次の5年間を歩んでいきたい。 |
■審査員から見たひめじ良さ恋まつり(第6回ひめじ良さ恋まつり情報誌より)
審査員席で審査委員のみなさんが「う〜ん」と言いながら悩んで悩んで点数をつけ、その結果1点差で何グループもひしめきあい、その中でまた「う〜ん」と言 いながら賞を決める。信じられないかもしれませんが、結構な苦しみがある審査です。みなさんの頑張ってきた練習の姿がそこに見えるから余計です。プロが演じる、素人が演じる、でも私が見ている基準はいつも一緒です。「生きてる!」そんな思いが、ガーンと心に伝わってきたら、いつでもボロボロと涙が出ます。ひめじ良さ恋まつりの審査にかかわって2年。去年はパレード演舞を審査しました。今年は夜の部のステージ演舞を審査しました。不遜ですが、「去年から比べてずいぶん成長しているなぁ」というチームも多く、ひめじ良さ恋まつりの全体的なレベルアップが感じられました。
上手いと言われるチームは高度なレベルの踊りをしているのではなく、一貫してテーマを持っているチームのように思います。テーマは決して難しいものでなく ても構わないのです。ただ、同じテーマを演じあげるために、みんなの心がひとつになることこそ、よさこい本来の「美」を生みだし「上手い」という表現につ ながるのではないでしょうか。自分ひとりが上手いのを見てほしいという自己顕示欲が出るとよさこいの美は出てきません。息がそろう、気持ちがそろうことが 一番の美です。手の上げ方はどうですか?みんなと揃えようという気持ちで踊っていますか?技術が揃い、一糸乱れぬものはラジオ体操でも感動します。審査員 席にいると、一つ一つの名所で日ごろの練習風景をも想像できるのです。
私は女優としてもプロデューサーとしても何十 年間も活動してきましたので、舞台使いということにも注目しています。大きな舞台を有効的に使っているか、衣装は、音楽は?テクニカルなことも審査に加味 しています。自分たちが楽しむことも大切ですが、観客の心に響くものがあるかどうかも大切ではないかと思うからです。
芸術という点ではよさこいも演劇も同じです。「人に見せる」ということは「人を魅せる」ということでもあります。ひめじ良さ恋まつりがこれから大きく羽ば たき、踊り子も観客も元気になるまつりになるのは踊り子さんの力にかかっています。来年もみなさんの輝きに合えるのを楽しみにしています。
NPO法人市民芸術創造協会 事務局長 石橋輝美さん

